本文へ移動

スタッフ日誌

木目の基本

2021-02-26

こんにちは、ベルキッチンのスタッフMです。

 

今回は木目についてお話したいと思います。

木目は何故出来るかですが、年輪が関係しています。

年輪とは木の成長過程を表したものであり、色の薄い部分を早材(春頃の成長)、濃い部分を晩材(夏~冬に掛けて成長)と言いこれらが1年のサイクルで年輪を形成します。

子供の頃に、「切り株を見れば木の年齢が分かる」という話しを聞いたことはありましたが、理由はベルキッチンに入社してから初めて知りました。

(気候条件や環境により年輪がない木も存在します。)



↓の木は25歳ぐらい?

先程お話しました早材と晩材が木目になります。また切り出し方で木目が変わります。

板目(いため)
柾目(まさめ)
また早材の部分は柔らかく晩材の部分は固いため、これを利用することで【浮造り加工】を行うことが出来ます。
浮造り加工は適切な力で研磨することにより柔らかい部分のみ削られ木目が立体的に浮かび上がって来ます。視覚だけでなく触覚でも木目を感じられます。

↑分かりにくいですが、凹凸になっています。

 


今回は木目についてお話ししましたが、木には他にも沢山の特徴があり、とても面白いので、今回の話で少しでも興味を持っていただければ幸いです。

TOPへ戻る