スタッフ日誌
情報3
2026-03-27
こんにちは、ベルキッチン品質管理企画課のNです。
暮らしに役立つ情報を掲載している各業界団体様をご紹介いたします。
前回(情報2)より、『キッチン・バス工業会』を引き続きご紹介いたします。
【キッチン・バス工業会】https://www.kitchen-bath.jp/
キッチンも歴史があります。ディープでマニアックな記事の紹介です。
まずは、キッチン編の3点を紹介します。
【もっと知りたいキッチン・バス!】
・キッチンの歴史 (7ページ)
キッチンの語源(ラテン語co-quina、古来語でcycene クチーナ)、台所の語源(平安時代の台盤所)の説明から始まり、明治時代の庶民の台所(床上空間と土間空間とに分かれて、床上に竈、土間に蹲踞が一般的)、大正時代に台所改善運動が起こったことや、戦前は火おこしや、井戸の水汲み、食材や食器を洗う作業などで、立ったり、しゃがんだりと重労働だったのが、戦後には立ったまま作業できるように展開されたり、ステンレス流し台の普及、そして、もっと使いやすく、綺麗で豪華なシステムキッチンの登場について掲載されています。
・キッチン台所空間の移り変わり(8ページ)
2005年から2015年間での『企画開発、製造、販売に係る“技術”を振り返る』という題材でキッチンについて紹介されています。セクショナルキッチン(流し台)とシステムキッチンの出荷台数推移や、熱、臭い、煙、音に悩まされたクローズドキッチンから主婦を開放したオープンキッチン(対面キッチン)の住宅事情や、現在では種類、色柄が多彩となった、人工大理石のカウンター、シンクについても紹介されている。また、シンク内に水栓設置用のデッキや洗剤カゴを設けた機能シンクについての説明や、排水口の段差解消、排水口開口の隠蔽、排水口の位置、排水口のゴミかごについても触れております。収納では、開き扉から引出し扉のオールスライド収納、足元収納が普及したことよる、セルフクローズ(自閉)、ソフトクローズ(緩衝)の機能、引出し扉の横ラインを揃えることで意匠性の向上をもたらした。また、キッチンの家電も多彩となり、家電を収納するカップボードや家電の蒸気を排出する装置を装備した収納、電動で昇降する装置も紹介されている。今やキッチンには欠かせないビルトイン機器では加熱調理機器(IHクッキングヒーター、ガスコンロ)、換気機器(レンジフード)、給水器具(タッチレス水栓、浄水器、整水器)、厨芥処理器具(ディスポーザー)についても触れています。キッチンに使われる素材や技術についてはステンレス、化粧シートフィルム、防汚技術(コーティング)ついても述べられている。もの造り、販売助成の技術にも触れており、設計ツール、営業ツールとしてIT化が進んでいることが述べられていました。
・住宅における台所の変換(19ページ)
「火と水」が織りなす生活空間の「昔と今」から始まり、昔の生活史を体験、確認できる場所として「川崎市立日本民家園」「江戸東京たてもの園」「都市住宅技術研究所」が紹介されている。キッチンには欠かせない「火」について、火を粗末にすることで火事や、災害の恐れがあることから畏敬の念を持って大切にされたこと。また、調理の火として「かまど」「囲炉裏」について触れています。もう一つ欠かせなのが水ですので、調理の水と流し台についての記事には、小川や井戸で外作業であった時代から土間やかまどに近くなり室内作業になったと述べられています。流し台の工場生産・量産開始の記事には、流し台が手作りの「人研ぎ流し・トタン張り流し・ステンレスハンダ溶接」では大量供給や均一な品質確保が困難であったため、この悩みを解決したプレスステンレス式工場生産の流し台が登場とのこと。公共住宅の大量供給のため建築と設備のモジュール化が図られ、流し台も規格化・標準化されたのが「公共住宅規格部品協議会(KJ規格流し台)」であった。それが、日本のキッチン業界の幕開けとなり、その後の日本の台所を変えるきっかけだったとのこと。昭和49年「優良住宅部品認定制度(BL規格)」が発足され、BL規格流し台として品質・安全・安心の見直しを続け現在も供給拡大されている。最新のキッチン事情にも触れており、まずは、基本的な知識として「システムキッチンとは」を説明してくれています。また、キッチンの間口の違いや奥行の違いで、ミニキッチン、コンパクトキッチン、システムキッチンに分類されていること。台所空間の形態(スタイル)として、オープン型レイアウトの特徴、クローズド型レイアウトの特徴、セミオープン型レイアウトの特徴について、それぞれのメリット、デメリットや、キッチンの配列(レイアウト)ではI型・2型・L型・U型・アイランド型などについても述べられており、いろいろなキッチンメーカーの写真が掲載されています。最後には今後の課題として、維持管理を含むトレサビリティの課題。資源不足、ゴミ問題については3R(リデュース・リユース・リサイクル)への取り組みや、生産段階から部品を小さくする、点数を減らす、共通化する、極力ゴミとならない設計配慮、耐久性のある部品を使用する努力をすること。また、キッチン取付業者の方々への配慮について述べれており、この業界が社会的責任を求められるまで育ってきたと締めれています。
いかがでしたか、ほんの一部を紹介させていただきましたが、元記事にはキッチン関係者でも知らなかったことや、キッチンの使用者様にも知っていただきたい情報が盛り沢山ですので是非、キッチンバス工業会のホームページでご覧ください。次回(情報4)はキッチン編 残り3点を紹介いたします。



