こんにちは、ベルキッチン品質管理企画課のNです。

普段は読まないのですが、なぜか年に1冊だけ本を読みたくなります。なので、書店で購入したり、図書館で借りたりしています。ネットで商品を検索すると『＠＠＠おすすめ10選』や『＠＠＠ランキング20選』といったものが表示され、つい見てしまいますよね。そして、今また小説が読みたくなり、今回は結末が読めない、びっくりするようなものが読みたいなと思いネットでいろいろと検索をしていたら、ふと目に留まった『＠＠＠17選』。「17選か、中途半端な数字だな」と興味を覚え「すこし心に余裕がでてきたので数冊ピックアップしてみよう」と思いました。というのも、新商品『cono:mamma(コノママ)』が無事に発売できた安堵もあり、本を読みたくなったのかもしれません。

このタイミングで、妻が図書館に行くと言っていたので、17選を1枚1枚スクリーンショットして妻のスマホに送信。「なんでもいいから借りてきて」と伝えました。17選から1冊を選んでも、借りられているかもしれないし、所蔵していないかもしれないので17枚の画像を一斉送信しました。数日後、家に帰ると、机の上に5冊の本が置いてありました。

 

「借りてきたよ」

 

机の上の本を眺め「けっこうみんな読むんだな」と思い、自分のはどれだろうと表紙とスクリーンショットで撮った画像を見比べてみたら3冊が該当した。

 

「返却期間は2週間後だから」

 

「3冊を2週間？」素早く頭のなかで計算「1冊4.5日？　普段読まないのに、分厚いのに、読み切れるのか？ 3冊連続で」心が動揺したのを察したのか

 

「読み切れなくてもいいよ。また、引き続き借りられるから。次の借り手がいなければ。」

 

「読んでやるよ。」と心に誓い。妻の言葉を聞き流した。ノルマ　1冊4.5日となった。

早速、1冊を手に取り、パラパラして、ひとまず机に置いた。ご飯食べて、お風呂に入ろう。

数日後、1冊を読み切れた。とても面白かった。結末がひっくり返されるものは読み終わると、初めから読み返したくなるので、また、頭から読み始める。6日後、「あかん、あかん。」返却まで7日となり、素早く頭のなかで計算「残り7日で2冊。1冊３.5日」ノルマがきつくなっている。「読み切れなくてもいいよ。また、引き続き借りられるから。」言葉を思い出す。

「読んでやるよ。」ともう一度、心に誓う。2冊目を開くと、1ページが2段になっている。「倍のページ数ということ？」とりあえず机に置いた。ご飯食べて、お風呂に入ろう。

なんとか返却日までに読み終わったことを妻に伝えた。その日も、いつものように家に帰ったら、机の上に3冊の本が置いてあった。スクリーンショットの画像と照らし合わして、3冊とも自分のものと判明。「いや、いや、いや。ないでしょ。」

 

「借りてきたよ」とキッチンから夕食を作りながら言った。

 

また、ノルマが「1冊4.5日」。学んだことがある「読み終わったら、読み返さない」。

なんとか返却日までに読み終わったことを妻に伝えた。いつものように家に帰ったら、机の上に3冊の本が置いてあった。もう、画像と照らし合わせるようなことはしない。テレビとレコーダーのスイッチを入れたら『録画残量が00：00：00』

 

「次は自分で借りてきます。」と伝えた。