こんにちは。ベルキッチンのスタッフMです。

私は樹種の特徴や身の回りのことを中心にお話出来ればと思っていますので宜しくお願いします。

 

今回は木の個性（表情）についてお話します。

木の個性ですが、木にも私たちと同じように個性があります。単純に模様の違いもありますが、わかりやすいものでいえば、節・節影・濃淡・入り皮・アテ・虎斑・葉節（ピンノット）・かすり等があります。

これらは一見短所にも見えますが、木の成長過程を感じることが出来たり、いわゆる大量生産されたような、木目柄をプリントしたシート扉の製品とは違い、唯一無二の製品として生まれ変わります。

 

個性の中で、私の一番好きな虎斑（とらふ）について少し掘り下げたいと思います。

虎斑はオーク（ナラ）・ブナ・カシ等の広葉樹によく見られ、名前の通り虎の縦縞模様に見えることからそう呼ばれています。

木の中心部から、栄養分を蓄えている幅広い放射組織があり、これが柾目（まさめ）面に銀色の斑になって現れます。

弊社ではキッチン・洗面・収納でオークを採用しております。

弊社ラボにて見つけた虎斑です↓

 

私はオークのキッチンを使用していますが、虎斑があることで他にはない「私だけのキッチン」として非常に愛着が湧いています。

皆様も無垢の木の商品を見かけた際は、虎斑やその他無垢の木特有の個性を探してみると面白いかと思います。